ここではべゼリーの額をLEDで光らせる方法を説明します。
部品の調達
- 超小型ブレッドボード
- LED (直径5mm)
- 抵抗(470Ω)
- ジャンパーケーブル(オス-メス、長さ15cmぐらい)x 2本
LEDの装着
本当はLEDの種類によって適切な抵抗値の抵抗を選ぶべきなのですが、470Ωの抵抗であれば、どんなLEDでも問題なく光らせることができます。
LEDの2本の脚は長さが異なりますが、先端が同じような長さになるように直角に折り曲げてください。長いほうをプラス、短いほうをマイナスに接続します。逆だと光りません。
キット付属のLEDプレートにLEDを刺してください。LEDは何色でもよいのですが、赤は顔が不気味な色に光ってしまうので、緑、黄、青などがよいでしょう。
LEDと抵抗をブレッドボードに刺してください。ブレッドボードの向きを間違えないよう注意してください。
ジャンパーケーブル(オス側)をブレッドボードに刺してください。
ブレッドボードの裏の突起がある場合は、邪魔なのでニッパーなどで切っておいたほうがよいでしょう。
LEDボードをベゼリーの眼鏡パーツに刺し込んでください。
頭をかぶせます。ジャンパーケーブルは後頭部のスリットを通しておくとまとまります。
ジャンパーケーブルをRaspberry Piに接続します。LEDの短い脚から伸びているケーブルをGND、長い脚をGPIO 24に刺します。
ラズパイのGPIOは以下のような配置になっていますので、外側の列の左から9番目にプラス、10番目にGNDを接続します。
サンプルプログラム1
- サンプルプログラムを実行してみましょう。
-
12$ cd /home/pi/bezelie/pi$ sudo python sampleLed1.py
- ベゼリーの額のLEDが点滅したら成功です。
- 止めたいときは、CTRL+C を押してください。
応用
- nanoでサンプルプログラムを開いてみましょう。
-
1$ sudo nano sampleLed1.py
-
- 18行目と20行目にLEDの明滅の間隔を空けるためのウェイトが入れられています。
-
1sleep (0.5)
-
- この「0.5」は「0.5秒待つ」ことを意味していますので、この値を小さくするとLEDの明滅は速くなり、大きくすると遅くなります。自分なりに変えてみましょう。
- またここではGPIO 24だけを使い、1つのLEDを光らせましたが、他のGPIOも使うことで複数のLEDを点燈させることもできます。ぜひ挑戦してみてください。