BPK-KS6 : ラズパイ カメラを使ってみる

ここではラズパイ専用カメラ「Raspberry Pi Camera Module」の使いかたを説明します。

カメラの接続

カメラの有効化
  • X Window System画面左上の「Menu」から「設定」→「Raspberry Piの設定」を選び、「インターフェース」タブの「カメラ」を「有効」に切り替えて「OK」ボタンを押します。そして設定を有効にするため再起動してください。
  • CLI(コマンドライン)で操作している場合は、raspi-configから同様の設定をすることができます。

動作チェック
  • 静止画を撮影
    • タスクバーのファイルマネージャのアイコンをクリックし、/home/piの下にtest.jpgが生成されていることを確認してください。ファイルをダブルクリックすることでイメージビューワが起動し、撮影した画像を表示することができます。

サンプルプログラム
  • まだgitからベゼリーのサンプルプログラム集を取得していない場合は、下記のコマンドを実行してください。
    • すでにgitからベゼリーのサンプルプログラムを取得しているひとは、下記のコマンドで最新版に更新しておきましょう。
    • サンプルプログラムを実行してみましょう。
      • ディスプレイにカメラの画像を映しながら、べゼリーが周囲を見回したら成功です。

・終了させたいときは、Ctrl+Cを押してください。


応用
  • サンプルプログラムをnanoで開いてみましょう。
  • 13行目と14行目はお使いのディスプレイに合わせて修正してください。
  • 20行目の関数moveYaw()はベゼリーの体を左右に回転させる関数です。
    • サンプルプログラムを修正した場合は、ファイル名を変えて保存しましょう。
    • 角度は正の値が逆時計回り、負の値が時計回りです。
    • 速度は0が最速で大きな値にするほど遅くなります。省略した場合は最速の0になります。
    • 自分なりにサーボの回転角度や回転速度を変えてみましょう。