「ベゼリー欲しいけど高いなー」と感じている人のために、紙で自作する「板ベゼリー」の作り方をご紹介します。
RCサーボモーター(Tower Pro の SG-90 digital)を3セット、あるいは5セット用意します。
厚紙に顔と体と腕を描きます。大きさはだいたいで大丈夫ですが、顔の下端から1.5cmのところにカメラの窓が必要です。この穴を鼻、あるいはクチにするとよいでしょう。
ハサミで切り離します。鼻の穴はカッターやパンチを使ったほうが綺麗に切れます。
腕パーツの裏に両面テープを貼って、サーボホーンを取り付けます。
やはり厚紙を使って頭部と体のパーツを作ります。方眼が書いてある工作用紙などを使うと楽ですね。お菓子の箱を利用してもよいと思います。腕は動かなくてもいいという人は、体パーツは省略できます。
ハサミで切り取り、緑色の丸印がついているところに両面テープを貼ります。
まずは頭部パーツを組み立てましょう。両面テープにサーボホーンとラズパイカメラを貼りつけます。
箱の外側にも、緑の丸の位置に両面テープを貼りつけます。
カメラが外にでるように、顔を貼りつけましょう。
続いて体のパーツを組み立てましょう。緑の丸の位置に両面テープを貼ります。(腕は動かなくていいという人は、体パーツは省略できます)
箱の内側に2つのサーボとサーボホーンを貼りつけます。これが腕になります。
裏っかえして箱の表側にも両面テープでサーボを取り付けます。これが首になります。
ラズパイケースに両面テープで腰サーボを固定します。カメラのケーブルがケースの穴を通るようにご注意ください。また体の板を張り付けるため、ケースの全面にも両面テープを貼っておきます。
体パーツのサーボホーンをラズパイケースの腰サーボに差し込みます。腕は動かなくていいという人は、首サーボに両面テープでサーボホーンを貼りつけ、腰サーボと直接つなげてください。
腕のサーボホーンを体部品のサーボに刺し、体の板をラズパイケースに貼りつけましょう。
頭部サーボに両面テープを貼り、サーボホーンをとりつけます。
頭サーボのサーボホーンを首サーボに差し込みます。
首サーボに頭パーツのサーボホーンをとりつけます。
サーボをサーボドライバーボードに接続しましょう。サーボドライバーボードも両面テープでラズパイケースに固定してしまったほうがよいですね。
完成です。お好みの色に着色してみましょう。
プログラムは基本的に通常のべゼリーと共通です。形状によっては、サーボの最大回転角度を調整する必要があるかもしれません。
いかがでしょうか。安上がりですが、ちょっと大変ですよね?
自分で作るのは面倒くさいというひとは、ぜひ製品版のベゼリーをお買い求めください(笑)