絶対必要なもの
ラズベリーパイ(ラズパイ、Raspberry pi)
全世界で3000万台以上が売れている大人気ワンボードマイコンです。USB端子にキーボードとマウス、HDMI端子にディスプレイを接続すれば、安価なパソコンになってしまいます。
べゼリーはRaspberry Pi 2以降の機種に対応しております。コンパクトで安価な最新機種Raspberry Pi 3 model A+ がお勧めです。
ラズパイ用の電源アダプタ
ラズパイの電源端子は基本的にmicro-Bですが、Raspberry Pi 4のみUSB-Cです。電圧はいずれも5Vですが、必要な電流はRaspberry Pi 3なら2.5A(アンペア)、Raspberry Pi 4
なら3.0A以上が推奨されています。それ以下の電流でもとりあえず動かすことはできると思われますが、処理中に突然落ちたりすることが発生しそうです。USBケーブルの太さも、太めを使うことをお勧めします。
SDカード
ラズパイのOSやプログラムを記録するメモリーです。
いろいろな種類がありますが、迷ったら「16GB SDHC class 10 のmicro SDカード」を買っておけば無難です。8GBだとちょっと容量が足りないですし、初心者の用途なら32GB以上使うことはないでしょう。SDとかSDXCという規格もありますが、SDHCを選びましょう。ラズパイとSDカードの相性についてまとめられているページで緑色でOKと書かれたものを選べば確実です。
小型のプラスドライバー
ネジをしめるために使います。
あったほうがよいもの
上級者は使い慣れたパソコンから遠隔操作でラズパイを操ったりしますが、初心者はラズパイに直接つながるキーボード、マウス、ディスプレイをもっていたほうが簡単です。
キーボード、マウス
パソコン用のUSB接続タイプのものが使えるので、わざわざ新しく買うこともないと思いますが、あえて買うならタッチパッドがついたものを選ぶとマウスが不要なので接続が楽です。
・マイクロソフト キーボード ワイヤレスAll-in-One Media Keyboard N9Z-00029
・Logicool ロジクール ワイヤレス タッチキーボード K400pBK
HDMIディスプレイ
HDMI入力端子のあるパソコン用ディスプレイやテレビなら簡単につながります。HDMI端子が無くても、HDMI出力を入力するための変換アダプタや変換ケーブルがあればつながります。美しい表示とは言えませんが、HDMI入力が可能なカーナビ用モニターなら安いですし、持ち運びもできるのでおすすめです。
HDMIケーブル
ラズパイのHDMI出力端子とつなぐためのケーブルも必要です。小さなディスプレイを使う場合は、細くて軽くて短いケーブルがお薦めです。 Raspberry Pi 4はmicro HDMI、Raspberry Pi Zeroはmini HDMI、その他のRaspberry Piは通常のHDMIです。
無線LAN環境
ラズパイ3以降、ラズパイzeroW以降はWi-Fi機能が内蔵されてますので、無線LANのアクセスポイントだけ用意してあげればインターネットに接続することができます。無線LAN環境が無いというひとは、無線LANルータを用意してください。
パソコン
ラズパイ用のSDカードにOSをインストールするときに必要です。WindowsでもMacでもLinuxでも構いません。
その後は必須ではなくなりますが、あったほうが便利です。
あるとちょっと便利なもの
ラズパイには電源スイッチが無いので、スイッチつきUSBケーブルがあると便利です。