![](https://i2.wp.com/bezelie.com/flitz/wp-content/uploads/2019/03/BezeHat_2019mar2.jpg?w=840)
これがベゼリーボード(ラズパイ版)。ラズパイにサーボモータードライバーボードやアンプボードなどを簡単かつコンパクトに接続することができます。
![](https://i0.wp.com/bezelie.com/flitz/wp-content/uploads/2019/03/2019-03-22-16.35.04.jpg?resize=300%2C225)
付属のシールを貼ると分かりやすくなります。
![](https://i0.wp.com/bezelie.com/flitz/wp-content/uploads/2019/03/2019-03-22-18.05.38-1.jpg?fit=840%2C630)
お手持ちのラズパイに、ベゼリーボードを接続してみましょう。
![](https://i0.wp.com/bezelie.com/flitz/wp-content/uploads/2019/03/2019-03-22-18.06.36.jpg?fit=840%2C630)
ベゼリーボードのピンソケットを、ラズパイのピンヘッダに刺します。同じ大きさなので向きだけ注意してください。
![](https://i2.wp.com/bezelie.com/flitz/wp-content/uploads/2019/03/2019-03-22-18.07.36.jpg?fit=840%2C630)
ベゼリーボードの1x6のピンソケットにL字ピンソケットを刺します。
![](https://i0.wp.com/bezelie.com/flitz/wp-content/uploads/2019/03/2019-03-22-18.08.08.jpg?fit=840%2C630)
L字ピンソケットにサーボドライバーボードを取り付けます。
![](https://i2.wp.com/bezelie.com/flitz/wp-content/uploads/2019/03/2019-03-22-18.08.27.jpg?fit=840%2C630)
ベゼリーボードにアンプボードを差し込みます。
![](https://i1.wp.com/bezelie.com/flitz/wp-content/uploads/2019/03/フォト-2019-03-22-18.27.46.jpg?w=840)
ここがアンプボードを刺す場所です。
![](https://i2.wp.com/bezelie.com/flitz/wp-content/uploads/2019/03/2019-03-22-18.09.21.jpg?fit=840%2C630)
サーボドライバーボードに1つめのサーボをとりつけます。
![](https://i2.wp.com/bezelie.com/flitz/wp-content/uploads/2019/02/BezeHat_2019feb03.fzz_-Fritzing2019-02-11-09.39.08.jpg?w=840)
サーボケーブルの色とボードのピンの色を一致させてください。もっともGNDケーブルはサーボ側が茶色でボード側は黒ですが。
![](https://i2.wp.com/bezelie.com/flitz/wp-content/uploads/2019/03/2019-03-22-18.09.33.jpg?fit=840%2C630)
2つめのサーボを同じ向きに差し込んでください。
![](https://i0.wp.com/bezelie.com/flitz/wp-content/uploads/2019/03/2019-03-22-18.10.28.jpg?fit=840%2C630)
3つめのサーボを同じ向きに差し込んでください。
![](https://i0.wp.com/bezelie.com/flitz/wp-content/uploads/2019/03/2019-03-22-18.11.11.jpg?fit=840%2C630)
それではラズパイを起動しましょう。まずはマウス・キーボードをUSB端子に取り付けます。
![](https://i0.wp.com/bezelie.com/flitz/wp-content/uploads/2019/03/2019-03-22-18.11.35.jpg?fit=840%2C630)
つぎにHDMIディスプレイにつながったHDMIケーブルをとりつけます。
![](https://i2.wp.com/bezelie.com/flitz/wp-content/uploads/2019/03/2019-03-22-18.12.08.jpg?fit=840%2C630)
最後に電源ケーブル(マイクロUSBケーブル)を取り付けます。
ベゼリー用ディレクトリの作成
![](https://i0.wp.com/bezelie.com/flitz/wp-content/uploads/2019/02/13-raspberrypi-VNC-Viewer-2019-02-11-09.52.12.jpg?fit=840%2C450)
ラズパイが起動したらLXTerminalを開いてください。
LXTerminalに下記のように打ち込んでください。
1行目でディレクトリ「bezelie」を作成(メイクディレクトリ)し、2行目でそのディレクトリに移動(チェンジディレクトリ)しています。
sudo mkdir bezelie
cd bezelie
![](https://i2.wp.com/bezelie.com/flitz/wp-content/uploads/2019/02/13-raspberrypi-VNC-Viewer-2019-02-11-09.55.08.jpg?w=840)
ディレクトリ「bezelie」に移動できたでしょうか。
gitレポジトリのクローン
ベゼリーのサンプルプログラムをダウンロードしましょう。
下記のコマンドを実行すると、ディレクトリ「bezelie」の下に新ディレクトリ「flitz」が作られ、そこにgitサーバー上のサンプルプログラムがコピーされます。
sudo git clone https://github.com/bezelie/flitz.git
![](https://i1.wp.com/bezelie.com/flitz/wp-content/uploads/2019/05/2019-05-26-08.11.34.jpg?w=840)
新たに作成された「flitz」ディレクトリに移動しましょう。
ちなみに「フリッツ(flitz)」というのは今回のべゼリーのコードネームというか愛称です。
cd flitz
flitzディレクトリにどんなサンプルプログラムがダウンロードされたのか、「ls(リスト)」コマンドで表示してみましょう。
ls
![](https://i2.wp.com/bezelie.com/flitz/wp-content/uploads/2019/02/13-raspberrypi-VNC-Viewer-2019-02-11-10.03.56.jpg?w=840)
たくさんのサンプルプログラムがダウンロードされてますね。(左の写真とは異なる場合があります)
サーボのセンタリング
サーボは180度回転することができるのですが、ベゼリーを組み立てる前に、ちょうどまんなかの90度の状態に合わせておく必要があります。これをやっておかないと、初期状態でベゼリーの姿勢が傾いてしまうことがあるからです。
3つのサーボにサーボホーンをとりつけ、サーボモータードライバーボードに接続されていることを確認したうえで、python3のスクリプト「bezelie.py」を実行してください。
python3 bezelie.py
ここで「サーボドライバーボードを接続してください」というエラーメッセージが表示されてしまった場合は、サーボモータドライバボードの赤いLEDが明るく光っているかどうかを確認してください。LEDが消えている場合は、接続不良の可能性がありますので、コネクタを刺し直してください。LEDが暗い場合は電流不足の可能性があります。Raspberry Pi 3なら2.4A、Raspberry Pi 4なら3.0A以上の電流が必要ですので、ACアダプタのスペックをご確認ください。
サーボが一瞬キュキュッと回転したら成功です。たいていの場合、ちょっとしか回転しないので、回転したことがわかりやすいように、先ほどサーボホーンをとりつけたというわけです。