以下のスタイルがベゼリー音声対話キットの基本配置ですが、この形にこだわる必要はありません。テレビの上に乗せたり、壁に貼り付けたり、自動車のダッシュボードに取り付けたりなど、いろいろできます。ここでは代表的なものだけご紹介しましょう。
レゴに組み込む
ベゼリーの台は以下の写真のようにレゴブロック8ポッチ四方にぴったりとはまるようにできていますので、レゴで作ったものに組み込むことができます。
いちばんコンパクトな例をご紹介しましょう。板ブロックの上に12☓12ポッチで4段の囲いを作ります。
ベゼリーの台を乗せ、ラズパイ、電池ボックス、サーボドライバーボードを両面テープで貼り付けます。
スピーカーも両面テープで貼り付けます。
ベゼリーをセットすれば完成です。
もうちょっとこだわりたい人は、ラズパイなどを囲む壁も作ってしまいましょう。ケーブルを出す穴も空けておきます。
板ブロックでフタをします。熱がこもりそうだったら穴を空けたほうがよいですね。
ベゼリーをセットしたら完成です。色のセンスが悪くて済みません。
カップ麺の容器を台座にしてしまう
レゴブロックなんて持ってないよという人は、コンビニに行ってペヤング焼きそばの超大盛を買ってきてください。220円ぐらいです。
フタを開き、ソース、かやく、ふりかけを取り除きます。
沸騰したお湯を内側の線まで注ぎ、フタをして3分待ちます。ふたのうえにソースを乗せて温めておくのがコツです。
3分経ったらソース、かやくをまぜ、ソースがまんべんなく行きわたったらふりかけをかけます。
1081kカロリーを摂取したのち、洗剤で洗って綺麗にします。
ベゼリーの台を使って、ベゼリーを乗せる場所を検討します。
油性ペンで細穴の位置をマーキングします。
下図のようなT字型の線を引きます。
ナイフで切り抜きます。
ひっくり返してラズパイの位置を決め、ケーブルがでる場所を切り抜きます。ラズパイは両面テープで貼り付けます。
ベゼリーのスタンドをはめ込みます。
サーボをサーボドライバボードに接続し、サーボドライバボードをラズパイと電池ボックスに接続します。サーボドライバボードを両面テープで適当な位置に貼り付けます。
電池ボックスを両面テープで貼り付けます。スイッチを外から操作できるように、スイッチの位置にも穴を空けます。スピーカーも両面テープで貼り付けます。
A5サイズの下敷きを両面テープで留めてフタをします。
ベゼリーを取り付けたら完成です。
もうちょっとこだわりたい人は塗装ブースを用意し、容器を塗装します。私はGSIクレオスのブラックサーフェイサー1500を使いました。
これでもうペヤングには見えませんね。お疲れ様でした。